現在日本では、動物を家族の一員として共に生活している世帯は、犬だけでも約1130万世帯になります。猫やその他の動物を含めると、その数は数倍になるでしょう。
しかし、欧米などでは当たり前の様になされている動物との共生が、日本ではまだまだ文化として根付いていないのが現状です。そのため、慣れない外出先での規制や共に行動することへの不安などから、家族の一員である愛犬や愛猫との旅行や遠出に躊躇している方が多いと考えております。
一方で、愛犬や愛猫と旅行するためのマナーやモラルも周知されているとは言えず、日本における「動物との共生」については、まだまだ多くの課題が残されていると実感させられます。
そこで、これらの課題をクリアしていく基盤になるべく、動物を愛し動物を愛する家族と接することの多い我々が中心となり「日本ペット宿協会」を設立いたしました。協会では今後、ペット同伴旅行人口の増加、活性化につながるマナーやモラルの周知を第一に考え、「動物との共生」が日本の文化としてしっかりと根付いたものとなるよう、力を注いでまいりたいと考えます。
動物との生活を大切にされている皆様と共に、業界を牽引する団体へ成長していければ幸いです。 |